噛まない食事が薄毛を招く

育毛に悩んでいる人の特徴として、「食べ物をほとんどかまずに飲み込む」というものがあります。これは体に負担を掛け、ストレスを与えることにつながり、髪の毛にとっても大変よくないことです。

スポーツ選手がよくガムを噛んでいますが、あれはリラックス効果とともに、噛むことで脳への血流を増やし、脳を刺激しすることで集中力を高める効果があります。ドライバーが眠気を防ぐのにガムを噛むのも同じ。ガムを噛みながら仕事をしたら、集中力(生産性)が何割か高まったなんて話も。

咀嚼(噛むこと)には、頭部への血行促進効果があります。しかし柔らかい物を食べることの多い現代人は、咀嚼回数が著しく低下しているそうです。日本咀嚼学会によると、一回の食事での咀嚼回数は卑弥呼の時代には約3700回。それが江戸時代には1400回まで減り、現代人はたった620回しかないそうです。

現代人の咀嚼能力の低下は、薄毛にも関係しています。良く噛んで食べることは血行促進だけでなく、胃腸の負担軽減、栄養の効率的吸収にもつながり、ひいては育毛にも良い影響があるでしょう。

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